<<ちょこっと役に立つ会計 アップデートVer >>

こんにちは、経理の田尻です。
日中はまだ汗ばむような陽気がある一方で、
夕方の空や風に、ほんの少し季節の変化が感じられるようになってきましたね。
9/8(ブログを書いている本日)は約3年ぶりに全国で皆既月食が見ることができる日でした!
月食の始まりは午前2時30分からと深夜でしたが、
せっかくの機会なので空を眺めてみました☺
赤く彩られる月はいつにもまして神秘的で美しかったです。
次回は2026年3月3日に日本で見えるようですので興味のある方はぜひご覧ください。
さて今回は「貸借対照表アップデートVer」をお届けしたいと思います。
1年ほど前に<<ちょこっと役に立つ会計>>として貸借対照表のご説明をしました。
そちらのアップデートVerとなります。
少し復習しますと、
「貸借対照表」とは
バランスシート(B/S)とも呼ばれていて、
ある時点での資産、負債、純資産金額が書いてあります。
日本の多くの企業では会計期間を4/1~3/31としていますので
この場合ですと3/31時点での企業の総資産の残高が記されています。
ここからがアップデート情報となります!
実は貸借対照表は分かりやすく図式化することができます!
図1
このように可視化するとどれくらいの資産、負債、純資産があるか一目でわかりやすいですね。
例えば純資産が多い場合(図2)、負債は多い場合(図3)は下記のような図になります。
図2
図3
また、負債のことを他人資本、純資産のことを自己資本とも表します。
他人資本とは買掛金や借入金などのいずれ返済する資本を示し、
自己資本とは資本金や資本剰余金、利益剰余金など返済する必要のない資本となります。
総資産のうちどれくらいの自己資本があるかを確認することで会社経営の安全性を確認することができ、それらは自己資本比率と言われ簡単に計算することができます!
自己資本比率=自己資本/総資本×100
以上がアップデート情報となります!
なかなか決算書を見る機会はないかもしれませんが、
実は会社の経営を見る上で重要な情報がまとめられています。
次回もお楽しみください
経理課