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北関東支店ブログ#2意匠性へのこだわり

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皆様こんにちは。

世の中はコロナ禍。施工業者様のご予定も不確定な部分が多く、資材販売会社としても当然のことながら二人三脚である以上、ご提供するサービス内容も流動的であり、工事を契約される金額も本来的でないケースが多々あることと存じます。
そんな環境下ではありますが、今回ご紹介したい事例は、案件の意匠性へのこだわりが感じられるものを埼玉県春日部市の株式会社並木樹脂さまのご了承を頂いた上で掲載致します。

1例目は都内某児童館です。

【施工前】



【施工後】


細やかなタイルの色再現の後に、一部「意匠保持型剥落防止工法」を行いました。一番ビフォーアフターが判りやすい水洗い場の写真を掲載致します。
そのタイル色表現のため日塗工色番号でご指示いただいた数は、外壁の意匠面も含めてなんと50色!に及びました。
色の数の多さも驚きですが、その色を根気強く検討されて、また、再現作業を行った根気に驚くばかりでした。


【外壁面】


もう一例です。こちらは広告業界最大手さんの1930年代に建てられた銀座のビルです。
外壁タイルをやはり「意匠保持型剥落防止工法」にて施工され、昨年夏に3年点検された際の写真をご提供戴きました。



【表通り沿い全景】




【路地側沿いより見上げて】





【更に近づいてみると…】





上記2枚は、先週撮影してまいりました。たくさんの色のタイルの集合が遠景であのような味のある緑系の雰囲気ある色合いになるわけですね。
なかなかここまでの雰囲気ある外壁のお引き合いも機会が少ないため、数か月から半年おきに状態を一般人として通り過ぎながら見させてもらっていますが、透明塗膜もしっかりしていますし、写真では少々判りづらいかもしれませんが、白く濁ってもおりません。
場所柄、作業は殆どが夜間含めたゴンドラ作業でしたので、相当なご苦労があったことは想像に難くありません。

一例目はタイルを使った絵画の修復を含めた案件であり、二例目はタイルそのものの持つ雰囲気を可能な限り残しつつ、剥落防止を図るという、パターンこそ違えど「意匠性を守る」という、剥落防止という機能的観点とは別の領域に対する真摯さ・こだわりがなければ施主様は満足されないことでしょう。

今回ご紹介したような外壁補修仕様以外でもそれぞれのお引き合いに、いろいろな物語があるかと思います。
そうした物語に我々も一緒に体験させて頂く時、プラスアルファの力が湧き出てくるのを感じます。

本年も厳しい一年になるかとは思いますが、どうぞ皆さまの物語を一緒に体験させてください。
スタッフ一同でサポートしてまいります!
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