<<ちょこっと役に立つ会計2>>
こんにちは、経理部の田尻です。
スーパーにスイカが並び始めたり、セミの鳴き声が聞こえるようになったりと夏を感じる日々になってきましたね。
皆さまはどんなことがあると『夏がきたなー!』と感じますか?
私の場合は風鈴の音が聞こえてくると夏を感じます☺
先月の経理部勉強会では「損益計算書」について学びました!
参考資料:会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方
(著)大手町のランダムウォーカー
勉強会では参考資料を使いいつくかの会社の損益計算書を見ていきました。
業種によって現れる特徴もあれば同じ業種でもビジネスモデルによって
異なる利益率など違いが見えて興味深かったです。
また一つの企業の損益計算書を数年分みることによって、そのときどきの経済状況や企業戦略も見ることができました。
ここで前回の振り返りも兼ねて少しおさらいすると、
決算書にはいくつか種類がありその中でも特に重要とされているものは「財務三表」と言われていました。
また財務三表とは、
「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」この3つのことを指します。
今回のテーマ『損益計算書』について簡単に説明すると、
1年間の企業活動の中でどれくらい利益(儲け)がでたかが記録されているものです。
収益(売上等)から費用(経費等)を差し引きいくら残ったか(利益)を見ていきます。
損益計算書には5つの「利益」(差し引きいくら残ったか)が書かれています。
詳しく見ていくと、
・売上総利益・・・売上高-原価
・営業利益・・・売上総利益-販管費(給料、広告費、家賃 など)本業で儲けた利益
・経常利益・・・営業利益+営業外収益-営業外費用(本業以外も含めどれくらい儲けたか)
・税引前当期純利益・・・経常利益+特別損益(滅多にないことによる利益や損失も含める)
・当期純利益・・・税引前当期純利益-法人税等(最終的な利益)
になります。
聞きなれないと難しいな、、、と感じますが、
様々な利益を分析することで企業の収益性を計ることができます!
また売上高の伸び率を計算することで成長性の分析も行うことができるようになります。
損益計算書みていくことで企業が成長しているのかを定量的にみることができます。
野口興産HPにも過去の売上推移が載っております。
気になった方はご覧になってください☆