<<約束手形について>>

経済産業省が2026年をめどに、約束手形を廃止すると発表がありました。
「約束手形」とは明治時代から支払う方法として使われていて、支払企業が受取先に対して
支払期日に書かれた金額を支払う「約束」をする「後払い」の証券です。
弊社でも約束手形を発行していますが、手形用紙代、収入印紙代、手形発送費代、等
コストと時間を費やしています。廃止となることで、管理も簡潔になります。
また、最近は「でんさい」と呼ばれるインターネット経由の支払をとる企業が増え、
手形発行件数は減ってきています。
ある銀行では白紙の手形帳を大幅に値上げし、極力手形を使わなくなるような動きをしています。
ただ、約束手形は歴史があるため、まだ利用されている企業も多いです。
中小企業ではインターネット面の不安もあることでしょう。
「でんさい」の利用は伸びていますが、果たして完全に紙の約束手形は無くなるのでしょうか。
廃止まであと5年です。どうなるのか若干心配ではあります。
経理部 浅井 由輝子
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